たるみ・ハリがない肌に悩む人へ
当てはまる項目が、どのくらいありましたか?
実は、この生活習慣と心の状態が「たるみ・はりがない」肌をつくりやすくする要因なんです。
たるみ・ハリがない肌の原因となること
①肌の乾燥
②顔の筋力の衰え
③肩こり
④頭皮のたるみ
⑤日焼け等、紫外線の影響
⑥睡眠不足
⑦加齢
体質と肌質を知ろう
体質と肌質がどんな状態にあるかを知ることで、気をつけることや、改善していくことが意識できるようになります。
以上の体質の方は要注意!!
日頃の生活、食事と、性格的な面を含めて、ハリのある肌を養うことがとても大切になってきます。
気力を取り戻す
心身共に「気力」が不足しがちです。
物事に取り組むときは、根を詰め過ぎないようにしましょう。
食生活の改善とともに、運動などで代謝をよくすること。
ゆっくり湯船に浸かるなど、体の内部の巡りを促すことも取り入れましょう。
たるみ・ハリがない肌は「気力回復」が最優先
たるみ、ハリがない肌は、気力不足が大きな原因ですから、主に内側(内臓・精神的)のケアが最優先です。
体質のページにあった、「気・血・水」の「気」が不足していて、「水」が停滞している状態になっています。
食生活と運動、精神的なケアをしながら、気力を充実させ、巡りを良くしていくことです。
考え癖や思い癖、生活、生き方の改善とあわせて、肌ケアを心がけるようにしましょう。
気力が回復していくと内面も外面も生き生きと活力に満ちあふれてきます。
顔の筋肉「表情筋」
顔の皮膚と皮下組織の下には「表情筋」と呼ばれる小さな筋肉がたくさんあります。
日本人が日頃使っている表情筋は全体の3割ほどといわれていて、残りの7割は日常的に動かない筋肉になっています。
顔の筋肉は、感情や心理を表すための筋肉です。
普段の表情で一部の筋肉を無意識に緊張させていたり、全く動かさないでいたりすることで、実年齢は若くても、たるみやシワが目立つようになります。
眉間にシワを寄せやすい、つくり笑顔をすることが多い、無表情でいることが多いなど、自分の表情癖を変えていきましょう。
たるみをケアするために、心を柔軟にし、表情豊かになり、表情筋をたくさん動かすことも大事です。
たるみ・ハリがないのは加齢による老化現象
加齢とともに皮膚は薄くなり、筋肉も衰えてきます。
コラーゲンやエラスチンなどの皮膚を支える皮下組織も弱くなるので、肌が重力に耐えられず、下へ下へと落ちてしまうのです。
また、顔と頭は一枚の皮膚で繋がっているので頭皮の状態が顔にも影響します。
頭皮が硬かったり、血行が悪いと、脱毛や白髪などの髪のトラブルだけではなく、たるみなどの顔の老化にもつながります。
たるみ・ハリがない肌を改善しよう!!
①カラダを温め、巡りを良くしよう
カラダが冷えていると、運動能力が低下してしまいます。
代謝機能も働かなくなり、水分は停滞し、気力も出ず、常に「重だるさ」「倦怠感」を伴ってしまいます。
カラダ全体を温めることを意識して、血流を改善し、肌に栄養が行き届くようにしましょう。
ストレッチなどの運動を取り入れて軽く汗をかいたり、温泉・スパに出かけて湯船にゆっくり浸かって時間を過ごすなどはオススメです。
②食の改善に取り組もう
朝からしっかり食べる
朝起きて、最初に「白湯」を飲んで胃腸を温めましょう。
気力が不足すると食欲も湧いてきませんが、白湯で胃腸を温めることで朝から少しでも食べるようにすることから始めます。
エネルギー源となる炭水化物を含む穀物、根菜(芋類)を多く食べるようにしましょう。
体質が水滞の人は、利尿作用のある「ウリ科」の食べものを同時に取ると、水分代謝も促されます。
味の濃いもの、脂っぽいものは避けて、消化の良いものを選びましょう。
基本的には、まんべんなく腹八分目を心がけて。
カラダを温める食べものを摂る
ニンニク・人参・シナモン・ハトムギ、うなぎ、すっぽんなどがあげられます。
内臓が冷えてしまうと、「内臓風邪」の状態になって、カラダが冷え続けてしまい、結果的に老化を促進してしまいます。
手軽に摂取できるサプリメントも視野に入れて、内臓を冷やさないようにすることがおススメです。
③「食べたら動く!!」を心がける
「食べたら動く!!」を心がけておくことで、自然に体調が戻ってきます。
体調が回復するとともに、食欲も湧いてくるようになります。
ウォーキングやヨガなどのゆったり運動も取り入れていくといいでしょう。
適度な運動によって、消化吸収が活性化され、代謝もよくなります。
前傾姿勢をやめる
デスクワークやスマホを見る時、前かがみになっていませんか?
前傾姿勢をとり続けていると頭を支える首や肩の負担が増加します。
スマホやパソコンを長時間見ることは、目の周辺の神経が緊張し、首や肩の筋肉の緊張につながります。
そうしたことから肩こりが引き起こされます。
肩こりになると肩の筋肉はますます硬くなり、肩や首のまわりが血行不良になりやすくなるのです。
硬くなった肩の筋肉に、顔の筋肉は引っ張られます。
首まわりの血行不良で、顔に老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、むくみ、慢性化すると下垂します。
これらは、やがて顔のたるみにつながります。
前傾姿勢による肩こりからも顔のたるみは引き起こされるのです。
肩こり解消のストレッチを取り入れたり、正しい姿勢を心がけて生活することが一番の予防です。
表情筋を鍛える
顔には表情筋という筋肉があります。
表情筋の筋力をあげることも必要です。
たるみを解消する「顔ヨガ」をご紹介します。
④女性ホルモンを整えよう
コラーゲン生成に必要な女性ホルモン
女性ホルモンが乱れてしまうと、肌のハリを支えるコラーゲンが体内生成されにくくなります。
同時に、維持することもできなくなりますので、女性ホルモンのバランス調整はとても大切なことなのです。
⑤適切なスキンケアを知ろう
こまめに保湿する
肌の乾燥はターンオーバーのリズムを乱すので、バリア機能の低下につながり、ハリをなくす原因になります。
たるみ・ハリがない肌には、適度な潤いが必要です。
加湿器を上手に利用したり、気づいたときにはスプレー化粧水などでこまめに保湿しましょう。
UVケアを怠らない
何といっても、肌に紫外線が当たり過ぎない事。
真皮まで届く紫外線A波(UVA)は、ハリや弾力を生むコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを作り出す線維芽細胞を傷つけます。
さらに、ハリや弾力を保つコラーゲン繊維も硬くしてしまうことにより、たるみ・ハリがない肌をつくります。
日焼け止め製品などで、しっかりUV対策をしましょう。
摩擦に気をつける
たるみやハリを保つために、フェイスマッサージは欠かせないお手入れの一つです。
美顔器を使用する方も多いと思いますが、力加減や摩擦に気をつけましょう。
セルフケアはいつでも気軽に行える美容法ですが、ついついやり過ぎてしまったり、結果を求めるあまり力が入りすぎて返って逆効果になることもあります。
結果、弾力の低下やたるみの引き金になることも。
何ごとも「適度」で行いましょう!