敏感肌を改善して美肌へ変身しよう

敏感肌とは

敏感肌は、角質層(角層)のバリアが崩れた状態です。

皮脂膜が不十分なので、ウイルスやアレルゲンなど外部からの刺激に弱く、炎症を起こしやすくなっています。

ちょっとの刺激で反応するため、敏感肌と呼ばれます。

敏感肌の症状と原因

敏感肌の原因には、肌のバリア機能の低下があげられます。

角質層には、外部刺激から体を守り、一方で、体内から水分が蒸散するのを防ぐというバリアの役割があります。

このバリアは、角質層細胞内の水分と細胞間を埋める脂質、表面にある皮脂膜から成っています。

乾燥した外気やターンオーバーの乱れなど、さまざまな要因でこのバランスが崩れると、バリア機能は低下して肌が乾燥し、外部刺激を受けやすい状態(敏感)になるのです。

自分が敏感肌だと感じている人の多くは

◎ヒリヒリしみることがある
◎カサカサ乾燥しやすい
◎ニキビができやすい
◎かゆくなりやすい
◎物理的刺激に弱い
◎赤くなりやすい

かゆみやヒリヒリ感を我慢できずに掻いてしまうと、さらに肌を傷つけるという悪循環に陥ってしまうかも。

カサカサして粉を吹いたような皮膚の状態は、化粧のノリも悪く不健康なイメージになりがちです。

季節の変わり目や体調、環境の変化によっても肌のバランスがくずれ、一時的に敏感肌になることもあるので気をつけましょう。

敏感肌になりやすい体質

この体質の方は要注意です!!

◎気の不足で、バリア機能が働かなくなり、結果的に肌荒れを引き起こしやすくなります。

◎血の不足で、栄養が肌まで行き届かず、肌自体の力が弱まってしまいます。

敏感肌は、顔だけでなくカラダ全体に起きやすいものですから、カラダ全体の見直しと改善も一緒にみていきましょう。

敏感肌になりやすくする要因

などがあげられます。

敏感肌の人は、いろんな面で「敏感」なのかもしれません。

心理や精神面でも、かなりデリケートな方が多いのでは。

これらのことを少し意識してみるだけでも違ってくるのではないでしょうか。

 気をつけたいスキンケア

ちょっとした刺激でも痒みを感じやすくなる敏感肌。

スキンケアアイテム選びは慎重に、スキンケアする際の力加減などにも気をつけましょう。

敏感肌はコスメ成分に気をつけよう

基本的には、「敏感肌向けに開発された」ものや、「低刺激」「無添加」のものを使いましょう。

敏感肌は、どんな成分に反応するかわからないものです。

低刺激で無添加のものを使用しても、肌トラブルを起こしてしまうことがあるかもしれません。

使い始める前に、サンプルやテスター、トライアルセットなどで、自分の肌に合うかどうかを試しましょう。

内容成分をしっかり見極めて、自分に合ったコスメを見つけてください。

敏感肌のスキンケア

バリア機能を高めるために、肌に潤いを与えるヒアルロン酸はもちろん、セラミドなど肌の水分保持を助ける成分が配合されているスキンケアアイテムを選びましょう。

スキンケアを行う際は、肌の刺激にならないよう摩擦を減らすこと、丁寧に保湿することが大切です。

クレンジングや洗顔の際にゴシゴシ擦ったり、日に何度も洗ったりすると、かえってバリア機能が損なわれます。

優しくなでるように洗い、肌に残らないよう丁寧にすすぎましょう。

クレンジング剤・洗顔料に気をつけるのはもちろんですが、洗い流す時の水の温度にも気をつけてください。

洗顔後の肌の水分量はどんどん減少していきます。できるだけ早く保湿しましょう。

◎クレンジングの方法と選び方

◎洗顔の基本を知って美肌になろう!!

ＵＶケア

紫外線は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥させます。

季節を問わず、日焼け止めや帽子などを使い、しっかり紫外線対策を行いましょう。

日焼け止めには、「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」のもので、無香料・無着色・低刺激のものを選ぶようにしてください。

敏感肌を改善していくまとめ

いかがでしたか?

気の不足、血の不足。「足りなくなる」のは、使い過ぎているから。

食、運動、心・・・全てを通じて、自分を満たすことがとても大切なことだと言えます。

しっかり気を充実させて、元気を取り戻し、美肌になりましょう!!