ニキビ・吹き出ものを理解し改善しよう

ニキビに悩む人へ

 

当てはまる項目が、どのくらいありましたか?

実は、この生活習慣と心の状態が「ニキビ・吹き出物」を起こしやすい肌をつくる要因なんです。

ニキビ・吹き出物の原因となること

①皮脂の分泌が盛んになる

②性ホルモンの分泌

③毛穴の詰り

④代謝不足(ターンオーバーの異常)

⑤化学薬品などによる皮膚刺激(整髪料・化粧品など)

⑥腸内環境の乱れ

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体質と肌質を知ろう

体質と肌質がどんな状態にあるかを知ることで、気をつけることや、改善していくことが意識できるようになります。

       

上記の体質の方は要注意!!

体質、肌質、年齢や習慣によって、出てくるニキビや吹き出物のタイプが変わります。

思春期にできるニキビは、成長ホルモンと深い関係にあります。

思春期ニキビと大人ニキビ

思春期ニキビは、10代~20代前半くらいに出やすいニキビのこと。

思春期ニキビは、過剰な皮脂分泌が主な原因です。

大人ニキビは、20代以降にできるニキビのことです。

同じニキビと言われますが、似て非なるものになります。

大人ニキビは、肌が乾燥していることでのバリア機能低下、生理周期やホルモンバランスの乱れによる皮脂分泌の増加、ストレスなどによる代謝の乱れが原因となります。


大人ニキビは、肌が乾燥していることでのバリア機能低下、生理周期やホルモンバランスの乱れによる皮脂分泌の増加、ストレスなどによる代謝の乱れが原因となります。

思春期ニキビは顔全体にできますが、大人ニキビは頬、口周り、あごにできやすいという違いがあります。

思春期ニキビは春〜夏にかけてできることが多いですが、大人ニキビは一年中できるものです。

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ニキビ・吹き出ものには段階があります

代謝の乱れで厚くなった角質が毛穴をふさぎ、その毛穴の奥に皮脂が溜まって、それを栄養とするアクネ菌が増殖することで悪化していくのがニキビです。

アクネ菌は誰の肌にも存在している菌で、空気に触れることを苦手とする嫌気性の細菌です。

普段は肌を弱酸性に保つなど、肌を守る働きをしていますが、毛穴がつまって酸素が少なく、皮脂などの栄養が豊富な環境になると過剰に増殖し、炎症を引き起こしてしまうのです。

マイクロコメド

「コメド」は、ニキビのはじまりとなる毛穴がつまった状態を指し、白ニキビや黒ニキビと呼ばれることもあります。

コメドに炎症や化膿が起きて、赤ニキビや黄ニキビができるのです。

「マイクロコメド」は、コメドになる前の段階で、毛穴の出口が狭くなり、皮脂がつまり始めている状態です。

この段階でケアしておくと、ニキビは予防できます。

白ニキビ(初期)

白ニキビは、皮脂が毛穴につまった状態。ポツンとした小さな白い点で見えますが、目立ちにくいので見逃してしまうことも。
栄養分を運ぶ血の巡りが悪く、カサツキやすい乾燥肌に多いタイプ。

黒ニキビ(酸化)

黒ニキビは、白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化された皮脂などで黒く見える状態。
血の汚れや冷えなどで血行不良を起こしています。
ニキビ痕になりやすいので要注意です。

赤ニキビ(炎症)

赤ニキビは、白ニキビや黒ニキビが悪化し、炎症が起きた状態。
思春期ニキビに多くみられます。
過食やストレスで悪化しやすいので注意しましょう。

黄ニキビ(化膿)

黄ニキビは、赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態。てっぺんに黄色い膿(うみ)が見えるため、黄ニキビといわれたりします。
重症化すると、ニキビ痕ができてしまうおそれがあるので注意です。

フェイスラインはホルモンバランス

フェイスラインにできるニキビや吹き出物は、ホルモンバランスが崩れている合図。

ストレスを感じると男性ホルモンが過剰に分泌され、男性のひげが生える部分である口の周りやフェイスラインのニキビができやすくなります。

 

 

ニキビの正体を理解して、事前に対処できるようにしましょう。

ニキビ痕の治療は、皮膚科や整形外科などで可能ですが、時間もお金もかかってしまいます。

事前の適切な対処には、自分の体質、肌質を理解していることがとても大事なのです。

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ニキビをつくらない肌にする

①皮脂の過剰分泌を抑える

アクネ菌に栄養を与え、過剰に増殖させてしまうのが皮脂です。

ストレス下に置かれると、代謝が乱れ、皮脂が分泌されやすい状態になります。

過剰な皮脂の分泌を避けるためにも、自分にあったストレス解消法を見つけましょう。

脂肪の主成分を増やさないために、動物性脂肪や糖質を摂りすぎないよう注意することも必要です。

ストレスを軽減するために、好きなことをして、ゆったり過ごす日を設けてみましょう。

手軽なリラックス法としては、深呼吸があります。腹式呼吸でゆっくり呼吸することを意識してみてください。

同じ毎日の繰り返しに変化を。例えば、出かける際の行く道、帰り道を変えてみるだけでも違いますよ。

②皮脂の善玉菌を増やそう

肌には数百種類の菌が常駐していると言われていますが、ニキビに影響するのは大きく3種類。

ニキビに影響する菌で代表的なもののアクネ菌は、その一種です。

①善玉菌・・・肌にとって良い働きをしてくれる菌

表皮ブドウ球菌:人の皮膚に最も多く存在している菌です。肌を弱酸性に保ち、皮膚にうるおいを与え、乾燥を防ぎ、外部からの刺激から肌を守ってくれます。

②日和見菌・・・皮膚上の善玉菌と悪玉菌のバランスに左右され、良くも悪くもなる菌

アクネ菌:普段は善玉菌の働きをして、皮膚表面を弱酸性に保つなど肌を守ってくれています。ストレスなどから菌バランスが崩れると、一転して悪玉菌化し、ニキビのように空気に触れず皮脂などが多い環境で増殖して炎症を起こします。

③悪玉菌・・・肌トラブルを引き起こす要因となる菌

黄色ブドウ球菌:成人の約30〜40%が保有している菌です。存在しているだけなら問題ないのですが、善玉菌が減り、肌がアルカリ性に傾くと増殖して、かゆみや肌荒れ、皮膚炎などを起こし、アトピー性皮膚炎の原因にもなります。

肌の健康をつくるには、①善玉菌の表皮ブドウ球菌と②日和見菌にあるアクネ菌の善玉タイプを増やしていくことが重要になるのです。

善玉菌を増やすには

①心身にストレスを抱えないように心がけること

②肌を弱酸性に保つこと
洗顔料を使った洗顔は善玉菌まで洗い流し、肌を一時的にアルカリ性にします。一日に何度も洗顔料を使って顔を洗うのは避けましょう。

③食生活を改善するように心がけること

④適度な運動
就寝前のストレッチはオススメです。

③ホルモンバランスも重要な要素

女性ホルモンを正常化させるだけで、美肌へと向かいます。

女性ホルモンバランスが乱れると生理周期も乱れ、ニキビ・吹き出物の原因になることも。

女性ホルモンとは?

ニキビができやすい箇所と体の関係

④適切なスキンケアを知ろう

ニキビの予防には「清潔」「角質を厚くしない」「皮脂のコントロール」が大切です。

肌の弱酸性を保ち、ニキビをつくらない肌にするためにスキンケアのポイントを知っておきましょう。

①洗顔しすぎない。
洗顔料を使った洗顔は日に1度でいいくらいです。

②クレンジング剤を長時間肌につけない。
長時間クレンジング剤を肌につけた状態にすると、洗浄力の強さから肌に必要な成分まで流れ出て乾燥し、ニキビの原因になることがあります。

③スポンジやパフなど肌に触れるものは、定期的に洗って清潔に保つ。
直接肌に触れるものは雑菌が付着しやすく、そのままの状態で使うとニキビを悪化させます。

④適切なスキンケアを怠らない。
正しいアクネ用コスメ製品を使用し、さっぱりタイプに捕われず保水と保湿を心がけましょう。

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清潔過ぎず、不潔過ぎず

何とも微妙な表現になってしまいましたが、要するに、ほどほどに清潔を保つという感じです。

菌を恐れて、洗顔しすぎてしまえば、バリア機能の担い手の菌まで洗い流してしまうことになります。

逆に、放置しすぎれば、状況次第では悪玉菌をはびこらせて、ニキビが出来てしまうのです。

また、できたニキビを気にしすぎて、常に髪で隠したり手や服で触れてしまうことも刺激になり悪化の原因になります。

肌が潤ってくると、皮脂の分泌が過剰になっていると誤って思いがちですが、皮脂を取り除きすぎるとより皮脂の分泌が盛んになり悪循環になります。

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