肝斑を理解し改善しよう

肝斑に悩む人へ

当てはまる項目が、どのくらいありましたか?

実は、この生活習慣と心の状態が「肝斑」をつくりやすい肌になる要因なんです。

肝斑とは

肝斑は、顔にできる6種類のシミのうちの一種を指します。

30~40代の女性に多く、高齢になって肝斑ができることはありません。

ほほ骨の部分やおでこ、口周りに、境界のはっきりしないシミで左右対称にでてくるのが肝斑です。

肝斑の原因となること

①妊娠、出産、避妊薬の服用による女性ホルモンバランスの乱れ

②精神的なストレス

③過度のセルフマッサージなどによる肌の摩擦や刺激

④日焼け等、紫外線の影響

⑤乾燥による皮膚のバリア機能低下

肌質と体質を知ろう

肌質と体質がどんな状態にあるかを知ることで、気をつけることや、改善していくことが意識できるようになります。

   

以上の体質の方は要注意!!

肝斑は、肌質に関係なく出てくるものですが、氣滞・瘀血で混合肌の場合、肝斑ができやすい傾向にあります。

日頃の生活、食事と、性格的な面を含めて、肝斑のできにくい身体と心を養うことがとても大切になってきます。

肌質と体質を調べる

肌のサイクル

お肌のターンオーバーサイクルは「28~40日」と言われています。

表皮と真皮の境界にあたる基底層にあるメラノサイト(色素細胞・色素生成細胞)は、紫外線を浴びると「メラニン」という色素を生成します。

メラニンは、紫外線から細胞核を守る働きをするもので、全てのヒトの皮膚で生成されます。

肌のターンオーバーが正常であれば、メラニンは皮膚表面に押し出され、垢とともにはがれ落ち、肌の色は一定に保たれます。

紫外線やメラニンと聞くとダメなものと思いがちですが、適度の紫外線を浴びたりするのは、新陳代謝を正常に保ったり、美肌を守るのにも大切な機能なのです。

女性ホルモンバランスが乱れる、紫外線を浴び続けるなど、肌が外部からの刺激を受けてメラニンを過剰に生成してしまう。

肌のターンオーバーが乱れて、過剰生成されたメラニンが肌の内側に留まり、色素が沈着する。

これがシミをつくるメカニズムです。

肝斑もシミの一種ですから、シミを減らすことで肝斑も減らせます。

必要以上に紫外線を浴びない工夫やストレスケア、正しいケアを知ることも肝斑を減らす大事な鍵となります。

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肝斑を改善するケアポイント

①紫外線(UV)ケア

紫外線カットを意識することで、メラニンが出来にくくなります。

室内にいても、紫外線を浴びることがありますから、日頃からUVケアを心がけることが大事です。

今ある肝斑がターンオーバーで解消するまでは、28~40日はかかります。

その間に、更なる肝斑を発生させないよう、UVケアを心がけましょう。

②カラダの内側からのケア

L-システインとビタミンCがメラニンを抑制することが分かっています。

L-システインは、メラニンをつくるのに必要な酵素(チロシナーゼ)の産生、活性化を抑えます。

ビタミンCは、メラニンを褪色させる働きがあります。

ただし、ビタミンCは、体内で生成できないビタミンで、喫煙、ストレスなどでも消耗してしまうので、食事やサプリメントでこまめに摂取するのがおススメです。

ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6は、新陳代謝を高めて、肌のターンオーバーを正常化し、メラニンの排出を促進すると言われています。

肝斑の場合、女性ホルモンバランスの乱れもケアが必要です。

肝斑が現れる世代はエストロゲン(卵胞ホルモン)が低下しがち。エストロゲンに似た働きをする「エクオール」の摂取なども意識しましょう。

美肌効果を発揮する「ハトムギ」

ハトムギにはバランスの良いアミノ酸が含まれているだけでなく、カルシウムや鉄分、ビタミンB1・B2、食物繊維などといった女性に嬉しい美容効果が期待できる成分もたくさん含まれています。

漢方では、「ヨクイニン」と呼ばれ、長年美肌に役立ってきました。

イボの治療、シミの改善、アトピーの改善など様々な皮ふ改善を促してくれる超優れモノなのです。




ハトムギをご飯に混ぜて炊いて食べてもよし。
また、ハト麦茶を常飲しても、効果はあるようです。

③女性ホルモンの正常化

日常の中でイライラを感じることが多い。

悩み事や気になる事を解決できずに悶々としている。

これまでの食生活を一変させる急激なダイエット。

アスリート並みの身体を意識したトレーニング。

避妊用のピルを飲んでいる。

女性ホルモンは、身体や心に負荷(ストレス)がかかると、乱れやすい傾向にあります。

ですから、急激な変化を自分に与えないようにしましょう。

周りにばかり気を使いすぎて自分を後回しにしてしまうことも、ストレスを溜めがちになるひとつです。

メリハリをつけて、自律神経を刺激してあげることも大切なことです。

個人差はありますが、経口避妊ピルを飲むことでホルモンバランスを崩す場合があります。

この場合は、医師に相談することをおススメします。

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④適度な運動で代謝アップ

食生活の改善もあるのですが、まず大切なのは、身体を動かして代謝を促してあげること。

少し汗をかく程度がいいようです。

◎通勤、通学時の徒歩時間を増やしたり、散歩(30~60分程度)をする。

◎スロースクワットなど軽めの運動を取り入れてみる。

◎あまり動けない人は、椅子に座りながらできるふくらはぎの運動を意識してみる。

◎就寝前の軽いストレッチやヨガ

◎半身浴やサウナで発汗を促す

◎肩甲骨体操

など

⑤適切なスキンケアを知ろう

◎丁寧な洗顔

◎優しいクレンジング

◎美白効果・保湿にすぐれたスキンケア

◎適度なマッサージなどを行い、肌の新陳代謝を上げる

◎毎日のUVケア

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肝斑は、改善するのに時間がかかるということを忘れないでください。

皮ふサイクルに合わせた適切な対処を地道に続けていくことが改善のコツです。

適度な運動、発汗を心がけ、ストレス発散すること。

1か月~3か月位の期間を意識して改善していきましょう。

どんなシミにも対応できるおススメの一品

SIMIUS 薬用ホワイトニングリフトケアジェル



シミに徹底アプローチするシミ対策オールインワンジェルです。

シミの原因であるメラニンの生成をしっかり抑制することで、美白効果が得られます。

シミウスジェルは1つで10役になる機能性の高さが人気です。

10個の機能は以下のとおりです。

  • 化粧水
  • パック
  • 化粧下地
  • 美白 (メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ)
  • 保湿剤
  • アイクリーム
  • 乳液
  • マッサージ
  • 美容液
  • クリーム
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