二の腕のブツブツが気になる~顔と同じスキンケアが必要!!

二の腕のブツブツは

一般に「サメ肌」と呼ばれる二の腕のブツブツは、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)や毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)と呼ばれるものです。

思春期から20代の頃にできやすく、年齢とともに症状が落ち着き、30代を過ぎるとほとんど目立たなくなると言われています。

ブツブツの正体は古い角質で、開いた毛穴に古い角質が角栓となって詰まり、毛穴からあふれた先端部分が皮ふの表面をブツブツ・ザラザラにしています。

角質層の水分不足や肌のターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌が主な原因です。

物心ついた頃にはブツブツができていたという人も多いので、根本的には遺伝やストレス、体質と関係があるとされています。

また、妊娠・出産で発症する女性もいることから、ホルモンバランスが影響しているとも言われているので、カラダの内側からのケアも積極的に取り入れましょう。

何もケアせずに放っておくと

痕が残ったり、色素沈着を引き起こす原因にもなります。

ブツブツが気になって常に触っていると、毛穴の詰まりがひどくなり、ニキビや毛嚢炎の原因にもなります。

 

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乾燥肌・敏感肌の人はできやすい⁈

表皮の一番奥にある基底層で新しい皮ふ細胞がつくられ、それが上の層へと押し上げられて、肌の表面に出てきます。

やがて、それが垢や古い角質として剥がれ落ち、新しい細胞と入れ替わります。

この繰り返しを「ターンオーバー」と言い、一定のサイクルで行われています。

毛孔性苔癬は、剥がれ落ちるはずの角質が、なんらかの理由でそのまま残って厚くなり、角栓となって毛穴をふさいでしまうことで起こります。

角質層には、外部刺激から体を守り、一方で、体内から水分が蒸散するのを防ぐというバリア機能があります。

乾燥肌や敏感肌は、このバリア機能が低下しやすく、バリア機能がうまく働かないと、体が肌を過剰に守ろうとして古い角質を残そうとします。

角質が剥がれにくくなるとターンオーバーも乱れます。

正常なターンオーバーが出来ていれば、角質は自然と剥がれ落ち、毛穴に詰まって塞ぐこともありません。

ターンオーバーを促すために、肌のうるおいを大切にし、皮ふを柔らかくするようにしましょう。

毛孔性苔癬に似た他の皮ふ疾患

毛孔性苔癬と症状が似ている皮ふ疾患がいくつかあります。

他の皮ふ疾患については皮膚科の医師に相談することが必要な場合もあるので、見分けの目安になるポイントを知っておきましょう。

◎ニキビ

ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで起こります。

皮脂が細菌の栄養となり、炎症化して赤い発疹ができ、酷くなると膿が溜まってきます。

毛孔性苔癬は毛穴に古い角質が角栓となって詰まることで起こります。

毛孔性苔癬は多数の発疹ができるので、ニキビと見分けるポイントになります。

◎光線過敏症

化粧品や薬剤、食品などから皮ふに取り込まれたクロモフォアという物質が、紫外線に反応し、発疹やむくみ、水疱、びらんを起こす疾患です。

アレルギー症状が軽いと、毛孔性苔癬と似たような発疹が出ることがあります。

光線過敏症の発疹は、紫外線が強くなる春や夏に発生するのが特徴です。

毛孔性苔癬は、季節に関係しません。

特定の時期に発症するかどうかも見分けるポイントになります。

◎マラセチア毛包炎

皮ふの常在菌であるマセラチア菌(真菌)が増殖することで毛包に炎症を引き起こす疾患です。

思春期の男女の背中によく起こる皮ふ疾患で、赤みを帯びた小さな発疹(2~3mm)がたくさん発生します。

マセラチア毛包炎は、多くの場合、春と夏に発症します。

特定の時期に発症するかどうかも見分けるポイントになります。

◎色素沈着

肌の表皮内部にメラニン色素が過剰に蓄積することで、肌にシミやそばかすなどができることを、色素沈着といいます。

毛孔性苔癬にも色素沈着が起こる場合がありますが、通常の色素沈着には発疹を伴ないません。

発疹になっているかどうかが見分けるポイントになります。

 

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ブツブツ肌を改善しよう!!

① 保湿をしっかり

お肌の乾燥は大敵です。入浴後などの保湿ケアをしっかり行いましょう。

・日頃から、保湿効果の高いローションやクリームでケアする。

・顔のスキンケアで手に余ったものを、化粧水、美容液、乳液…と、二の腕につけてケアするのもおススメです。

セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿効果の高い成分が配合されたものや、尿素配合のクリームなどで、保湿しましょう。

尿素配合のものは、硬くなった古い角質を軟らかくすると同時に、角質層に潤いを与えるので、ブツブツ肌の緩和に期待できます。

角栓ケアには尿素とレチノール


② 角質の除去

余分な角質を除去するために、二の腕のピーリングを取り入れてみましょう。

手や脚の肌のターンオーバーは比較的遅く、顔のターンオーバーの倍の日数がかかるとも言われます。

・月に1回程度、フルーツ酸(AHA)配合のピーリング剤や洗顔料などで、硬くなった角質を取り除きます。

・ピーリングをした後は肌が乾燥しやすい状態になるので、保湿ケアをしっかり行うこと。

乾燥肌・敏感肌用のピーリング石鹸

毎日の洗顔とともに、二の腕にも使えます。
優しいピーリングなので、肌にも安心。
お試しミニソープも同封されていて、お肌に合わなかったときは返金対応してくれます。
(ミニソープでお試し、本体は未開封に限ります)

③ 血行促進してターンオーバーを促す

・適度なマッサージをする。

・ゆっくり湯船に浸かる、蒸しタオルで温めるなどをして、血行を促してあげましょう。
(42℃以上の熱いお湯での入浴は、角質層の水分が失われてブツブツ肌が更に硬くなりやすいので、温度に気をつけましょう。)

・首から手先までのリンパデトックスをする。

お風呂のお供に全身マッサージソルト

塩の殺菌、引き締め効果と、ピーリング効果が期待できます。
全身がツルツルして、気持ちいいです。

半身浴しながらの塩マッサージで発汗も促してくれます。

発汗による血行促進、ピーリング効果、引き締め、殺菌効果が期待できますし、天然塩+卵+ローヤルゼリー+はちみつという配合なので、お肌にも安心です。

④ 健康肌になるために

・日焼け止めや帽子などで紫外線対策をする。

・綿や麻、シルクなどの吸収性や通気性のいい素材のものを身につける。

・脂っこいものやファストフードは肌トラブルのもとなので、なるべく避ける。ビタミンAの豊富なレバーや乳製品、βカロテンの豊富な緑黄色野菜などを摂って、カラダの内側からもケアする。

⑤ かゆみ・痛みを伴う場合は、皮膚科へ

・かゆみや痛み、赤みが酷い場合は、自分でケアするより、皮膚科や美容外科など専門医で見てもらって、適切な処置をしましょう。

 

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