ずーっと座りっぱなしのデスクワーク。
気づけば首や肩のこり、眼精疲労・・・なんといっても運動不足!!
私もほぼ、椅子に座っている生活をしているので、身体のあちこちはガチガチに固まってたりします。
妻に促されて、嫌々ながらもストレッチしたり、ヨガしたり・・・。
極めつけにやる羽目になるのが、「筋膜はがし」
これがチョーーー痛いのです。
筋膜ってなに?
全身にある筋肉を包む薄い組織膜のことです。
筋肉は束になっていて、その束を包むように筋膜はあります。
筋膜はとても柔らかい組織で、筋膜同士がくっついてしまう「癒着」が起きやすいという特徴があります。
筋膜が癒着してしまうと、筋肉同士が絡み合ってしまい、硬くなってしまいます。
それが「コリ」の原因になります。
筋膜はがしは、癒着した筋膜を剥がしていくことです。
スポーツジムのトレーナーに教わった方法
①軽くストレッチをする
②ストレッチポールを使い、太もも、ふくらはぎ、お尻の筋膜を剥がす
③テニスボールor野球用軟式ボールを使い、ピンポイントの筋膜を剥がす
④入念にストレッチをして、終了
この方法はご家庭でも実践できます。
用意するもの
ようは滑り止め機能かなと。ないよりは、あった方がいいです。
硬いものと、柔らかいものと種類が色々あります。
やりはじめは、柔らかいものを使用しても十分効果はあります。
ちなみに、私は、ホームセンターで購入した、ゴツゴツの硬い奴を使っています。
〇テニスボール
ダイソーなどの100円ショップのもので充分です。
これだけあれば、家庭での筋膜はがしは出来ます。
軽いストレッチ
この動画のようなストレッチで、全身の筋肉を緩めていきます。
呼吸を意識して、ゆっくりと強張った筋肉を伸ばしていく感じです。
痛気持ちいい程度に伸ばしていくのがポイント。
伸ばしている間、しっかり呼吸を意識するのもポイント。
息を吐くときに、じっくり伸ばすイメージでOK。
この一連を終えたら次は、骨盤の調整です。
骨盤調整をストレッチポールで
自分の骨盤の歪みが本当によくわかります。
背中から腰にかけての筋肉をほぐす効果もありますので、ぜひお試しください。
骨盤調整をしっかりした後に、ピンポイントの激痛コーナーです。
筋膜はがし
ポイントがいくつかあります。
①太ももの外側
②お尻のくぼみ
③腸腰筋(足と胴体を結ぶ筋肉)
④肩甲骨周辺
私が習ったのは、この4つ。
太ももの外側は、歩く姿勢の矯正のため。
お尻のくぼみ、腸腰筋、肩甲骨周辺は、同じ姿勢で座り続けているため、凝り固まってしまう部位。
①太ももの外側
②お尻のくぼみ
③腸腰筋
④肩甲骨周辺
この一連の筋膜はがしを週1~3回程度していると、肩こりをはじめ、腰痛、足の冷えなどの改善が期待できます。
私の家では、妻がハマっていまして、良く効く部位を探しては、私に罰ゲームのようにやらせてくれます。
やり始めは、痛すぎて動かすなんてとんでもないという感じでしたが、今では痛気持ちいい感じになりました。
筋膜がほぐれると、筋肉にゆるみが生じて、コリが起こりにくくなりました。
筋膜はがしの効果
滞っていた血行不良が改善されたのか、高血圧だったのが、少し下がってきたように思います。
便秘がちだったのに、定期的に便通が来るようになりました。
胃腸の調子も良くなったのか、食欲も上がって、食べものが美味しく感じるように。
この筋膜はがしも、1回2回やっただけで止めずに、定期的に続けていくとより効果は期待できます。
一連のエクササイズで、およそ30分
一日のうち、たった30分ですが、バカにできない30分になりました。
50歳を超えて、いろんなことが億劫になってくるものですが、やはり、健康を維持してこそやりたいこともできるというものです。
からだに不調があるまま放置して病気になる前に、しっかりとセルフケアしておくことが大事です。
病気にならない身体づくりは、日頃の意識からですね。
本当におススメします!!